電気機器・パワーエレクトロニクス工学

松尾研究室
~レーザーによるプラズマの非接触計測及び太陽光集光型室内照明装置の開発~
本研究室では、主に高温プラズマの計測法について研究を進めています。超高温の希薄媒体(プラズマ)を屈折率の情報から計測する手法を開発してきました。そこでは、赤外線レーザーを駆使して計測を行い、得られたデータの高精度画像構成法を開発しました。同法は接触できない対象の高精度計測に道を開くものと考えています。また、ここで開発したデータ解析法は、従来扱いにくかった多次元での解析を容易にするものです。他方、太陽光を照明として利用するシステムの開発も行っています。屋内の照明に太陽光を有効に活用するシステムである。特殊なレンズで集光した太陽光を光ファイバーに集光し、ファイバーによって取り回しよく屋内に光を照射すます。このシステムでは電気エネルギーに変換することなく「光」として用いるので、極めて高効率のシステムが構成可能です。



大山研究室
電気機器・パワーエレクトロニクス工学の教育研究を担っている研究室です。電気機器を含むエネルギー変換システムの解析・設計・製作を中心に、理論から実機検証まで幅広く取り組んでいます。学部4年から大学院までの研究活動を通して、学部カリキュラムではカバーできない最新の知識や技術を学びます。最近は、電気機器・パワーエレクトロニクス工学との関わりの深い電気・電子機器、家電・民生機器、電力の分野だけでなく、自動車や航空機などの輸送用機器の分野でも電動化技術の開発が加速しており、電気機器・パワーエレクトロニクス工学の技術者の価値が高まっています。このような社会情勢を注視して、産業界からの要請に応える研究課題を設定しています。